スピリチュアリズム

一片の信条、一冊の経典、一宗一派に
こだわるものではない。

ただ信じるだけの信仰は、嵐が吹けば倒れてしまう。
知識の上に立った信仰は基礎があるから、逆境にあっても倒れる事はない。

種子は暗い土の中に置かれ、十分な力を養って生命を吹き出す。
人もやがて霊的生命を吹き出すために、予め暗い地上に置かれ、人間の経験を重ねて力を蓄える。

人の最も嫌がる悲しみ・苦しみ・涙・失望・災い・苦痛
これらも実は魂にとり、極めて価値ある経験である。
しかし苦しんでいる時にはその事は分からない。後になって過去を振返ってみるとその事が初めて分かる。

賢明な人間は新しい事実を前にすると、自分の考えを改めます。
自分の考えに一致させるために事実を曲げようとしても、結局は徒労に終わる事を知っているからです。

困難な仕事は頑健な人間にあてがわれます。
タフな人間にやさしい仕事を与えるのは無駄というものです。
厳しい使命が与えられているという事は、その人が霊的に有能である事の指標です。

偶然・運命の気まぐれ・奇跡・偶発事故というものは存在しません。
すべては整然とした犯すべからざる連鎖の法則にしたがって働く因果律の結果なのです。
どこで何が起きようとすべてにその法則が働いているのです。
そこに人間的願望や意志の入る余地はありません。

自然の法を説く
唯この自然の法だけを。
人はこれを「スピリチュアリズム」と呼ぶかもしれぬ。

出典：シルバー・バーチ

スピリチュアリズムの歴史と発展

スピリチュアリズムの歴史と発展は、霊界からの導きと働きかけがあります。

1848年3月31日（金曜日）における、近代心霊主義の誕生記念日である『ポルターガイスト現象』
これは霊界通信によって「霊界が主導、計画した人類へのメッセージ」と伝えています。

「スピリチュアリスト」だけでは、スピリチュアリズムの歴史を刻み発展させるという事は困難です。

霊界側の視点に立たなければ、スピリチュアリズムの本質と根幹は理解できません。
時代とともに一人でも多くの人達が、導きと働きかけ、メッセージを理解できるようになる事を願いたい。

1872年	英国スピリチュアリスト協会設立【SAGB】 The Spiritualist Association of Great Britain
1882年	英国心霊現象研究協会設立【SPR】 The Society for Psychical Research ケンブリッジ大学で心霊主義に関心のあった三人の学寮長によって設立された、世界初の本格的な心霊研究機関（非営利団体）です。 1882年に設立、心霊研究家の間では超心理学元年とされており【SPR】と呼ばれています。 SPRの設立の目的は、心霊現象や超常現象を科学的に検証し、真相究明する事にありました。協会は、設立後30年間は活動的でしたが、霊媒のトリックを次々に暴いたため、心霊派で有名な支持者でもあった、アーサー・コナン・ドイルなど、歴代著名な学識人の人々が脱退した事もありました。サー・アーサー・コナン・ドイル Sir Arthur Conan Doyle 本名：Arthur Ignatius Conan Doyle 名探偵シャーロック・ホームズを生み出した事で知られる世界的な作家。イギリス生まれ 1859年5月22日（日）～1930年7月7日（月）
1885年	米国心霊現象研究協会【ASPR】アメリカを代表する哲学者・心理学者のウィリアム・ジェームズらによって米国心霊現象研究協会【ASPR】が設立 1890年には【SPR】の正式な支部となります。
1893年	米国スピリチュアリスト協会設立【NSA】
1901年	英国スピリチュアリスト同盟設立【SNU】
1923年	国際スピリチュアリスト連盟設立【ISF】 1925年アーサー・コナン・ドイルが名誉会長に就任
1931年	世界クリスチャン・スピリチュアリスト協会結成【GWCSA】
1932年	スピリチュアリズム（心霊主義）のイギリスの週刊新聞サイキック・ニュース　（Psychic News）が創刊 1932年5月28日（土曜日）発行 2010年に廃刊後、2011年12月に復刊。モーリス・バーバネル【Maurice Barbanell】 1902年5月3日（土曜日）～1981年7月17日（金曜日）イギリスの心霊主義専門新聞サイキック・ニュース編集者モーリス・バーバネルは「シルバー・バーチ（Silver Birch）」という高級霊の「霊言」を伝える霊媒です。現在も世界各国で「シルバー・バーチ」の書籍によって、多くの人々に癒しと叡智を与えられています。

近代スピリチュアリズム誕生171年

1848年 3月31日（金曜日）	近代心霊主義の誕生記念日英: Modern Spiritualism 近代スピリチュアリズム誕生の記念日から171年マスコミ関係者や研究者において「ハイズヴィル事件」とも呼ばれ大騒動となった事でも有名です。歴史的にも初めて霊との交信「物理的心霊現象」を通して啓示された記念日です。物理的心霊現象・・・ポルターガイスト現象、ラップ現象、物質化現象瞬間移動、物体浮揚他
1847年 12月11日（土曜日）	アメリカ合衆国ニューヨーク州ハイズヴィルの一軒家にフォックス夫妻と二人の娘が引っ越して来ました。次女・マーガレット・フォックス三女・キャサリーン・フォックス（愛称：ケイト、ケティ）長女は結婚してアンダーヒル夫人となりニューヨーク市に住んでいました。この家ではフォックス夫妻が引っ越してくる前から不思議な現象やラップ現象の噂がありました。一家がこの家に住み始めると、ポルターガイスト現象が起こり、フォックス夫妻は悩まされていました。
1848年 3月31日（金曜日）	一家がベッドに入った後、ポルターガイスト現象が起こります。フォックス家の娘のひとりケイトが「この現象が幽霊の仕業なら、私と同じように音を鳴らして」と言って手を叩くとケイトと同じ回数だけラップ音を鳴らしたのです。質問に対する回数だけ、音を鳴らすといったシンプルなものでしたが、音の回数は正確に反応し、フォックス夫妻も姉妹が交信できる事実を知りました。夫人は、自分の子供の年齢を聞いてみました。すると3歳になる子供がいるという意味のラップ音を3回ならしました。夫人は間違いであると言いましたがこの霊は譲りません。しかし、夫人は自分が3年前に亡くした子供の事を思い出します。この霊は自分以上によく知っている事に驚きました。質問の声だけ聞こえるだけではなく、見る事もできるという事実に気付きます。近所の有力者ドゥスラー（デュエスラー）という男性が中心となり、アルファベットのボードを使用して交信を始め、後に近所の人達も大勢やって来て交信を続けます。このアルファベットのボードは後にウィジャボードとなります。 ※ ウィジャボードとは、心霊術または降霊術による霊魂との交信や、占いなどに用いる文字盤。ボードには（A～Z）のアルファベットの文字や数字「Yes」「No」「Good-bye」といった単語が刻印されています。それによって、確かな文章となり音を鳴らした霊は、この家に宿泊していた、チャールズ・ロズマという行商人で「自分は５年前にこの家に住んでいた者に殺された。」と告げて来ました。彼には奥さんと2人の息子と3人の娘がいる事や、その家に住んでいた住人に「殺されてお金を奪われ、この家の地下に埋められている」と証言したのです。翌日、地下室の発掘が行われ、骨と毛髪が発見されました。しかし、専門家による調査結果から確かに人間のものとされていましたが、発見された内容では事件としては不十分であり信憑性が疑われる結果となりました。
1904年 11月22日（火曜日）	ハイズヴィルの地下室に入って遊んでいた少年達が、壁が崩れて人骨らしきものが見えている事を発見しました。二重壁であった事が判明され、その壁の下から男性の遺体を発見。この事件を裏付ける結果となりました。関係者の多くは、一家の住んでいた村の名をとって「ハイズヴィル事件」と呼ぶようになりました。この「ハイズヴィル事件」がきっかけとなり19世紀後半から20世紀にかけて、イギリスなどで心霊主義や交霊会による心霊現象の研究が盛んになります。

スピリチュアリスト七大綱領

国際スピリチュアリスト連合
The Spiritualists’ National Union

ＳＮＵは英国最大のスピリチュアリストの組織で、英国スピリチュアリズムの中心的存在となり、スピリチュアリズムをリードして来ました。

1901年ＳＮＵがエンマ・ハーディング・ブリテン夫人の霊界通信による、届けられた定義となるスピリチュアリスト七大綱領を発表。
英国スピリチュアリズムの基本的な考えとなっているのが「スピリチュアリスト七大綱領」と呼ばれるものです。

神は全人類の父である。

人類はみな兄弟姉妹である

霊界と地上界との間に霊的な交わりがあり、人類は天使の支配を受ける。

人間の魂は死後も存続する。

人間は自分の行為に自分で責任を取らねばならない。

地上で行なった事は、死後、善悪それぞれに報いがある。

いかなる魂も永遠の向上進化の道が開かれている。

【原文】

The Fatherhood of God.

The Brotherhood of Man.

The Communion of Spirits and the Ministry of Angels.

The continuous existence of the human soul.

Personal responsibility.

Compensation and retribution hereafter for all the good and evil deeds done on earth.

Eternal progress open to every human soul.

Spiritualists' National Union in 1901.

1848年 3月31日（金曜日）	近代心霊主義の誕生記念日英: Modern Spiritualism 近代スピリチュアリズム誕生の記念日から171年マスコミ関係者や研究者において「ハイズヴィル事件」とも呼ばれ大騒動となった事でも有名です。歴史的にも初めて霊との交信「物理的心霊現象」を通して啓示された記念日です。物理的心霊現象・・・ポルターガイスト現象、ラップ現象、物質化現象瞬間移動、物体浮揚他
1847年 12月11日（土曜日）	アメリカ合衆国ニューヨーク州ハイズヴィルの一軒家にフォックス夫妻と二人の娘が引っ越して来ました。次女・マーガレット・フォックス三女・キャサリーン・フォックス（愛称：ケイト、ケティ）長女は結婚してアンダーヒル夫人となりニューヨーク市に住んでいました。この家ではフォックス夫妻が引っ越してくる前から不思議な現象やラップ現象の噂がありました。一家がこの家に住み始めると、ポルターガイスト現象が起こり、フォックス夫妻は悩まされていました。
1848年 3月31日（金曜日）	一家がベッドに入った後、ポルターガイスト現象が起こります。フォックス家の娘のひとりケイトが「この現象が幽霊の仕業なら、私と同じように音を鳴らして」と言って手を叩くとケイトと同じ回数だけラップ音を鳴らしたのです。質問に対する回数だけ、音を鳴らすといったシンプルなものでしたが、音の回数は正確に反応し、フォックス夫妻も姉妹が交信できる事実を知りました。夫人は、自分の子供の年齢を聞いてみました。すると3歳になる子供がいるという意味のラップ音を3回ならしました。夫人は間違いであると言いましたがこの霊は譲りません。しかし、夫人は自分が3年前に亡くした子供の事を思い出します。この霊は自分以上によく知っている事に驚きました。質問の声だけ聞こえるだけではなく、見る事もできるという事実に気付きます。近所の有力者ドゥスラー（デュエスラー）という男性が中心となり、アルファベットのボードを使用して交信を始め、後に近所の人達も大勢やって来て交信を続けます。このアルファベットのボードは後にウィジャボードとなります。 ※ ウィジャボードとは、心霊術または降霊術による霊魂との交信や、占いなどに用いる文字盤。ボードには（A～Z）のアルファベットの文字や数字「Yes」「No」「Good-bye」といった単語が刻印されています。それによって、確かな文章となり音を鳴らした霊は、この家に宿泊していた、チャールズ・ロズマという行商人で「自分は５年前にこの家に住んでいた者に殺された。」と告げて来ました。彼には奥さんと2人の息子と3人の娘がいる事や、その家に住んでいた住人に「殺されてお金を奪われ、この家の地下に埋められている」と証言したのです。翌日、地下室の発掘が行われ、骨と毛髪が発見されました。しかし、専門家による調査結果から確かに人間のものとされていましたが、発見された内容では事件としては不十分であり信憑性が疑われる結果となりました。
1904年 11月22日（火曜日）	ハイズヴィルの地下室に入って遊んでいた少年達が、壁が崩れて人骨らしきものが見えている事を発見しました。二重壁であった事が判明され、その壁の下から男性の遺体を発見。この事件を裏付ける結果となりました。関係者の多くは、一家の住んでいた村の名をとって「ハイズヴィル事件」と呼ぶようになりました。この「ハイズヴィル事件」がきっかけとなり19世紀後半から20世紀にかけて、イギリスなどで心霊主義や交霊会による心霊現象の研究が盛んになります。

スピリチュアリティドットジェイピー