幸か不幸か決めているのは?
この世に生まれたのは・・・
『幸せになるためである』
そんな名言を残した著名な方がいます。
しかしある意味で、本当ではありません。
はっきりと申し上げますが・・・。
この地上には、完全な幸せなど有り得ません。
地上生活とは、試練と経験、感動と学びという苦難の連続だからです。
この地上はそれらの目的による人生の場所とされているからです。
しかし、この世に誕生して豊かで幸せな人生を謳歌するには
苦難や悲しみに対する心のあり方によって、さまざまな対処もできます。
経験と学びは苦難を和らげ、ささやかな幸せを・・・
より大きく豊かに感じさせてくれるのです。
真の意味での、豊かで幸せな人とは
必要以上の余分なものを欲しがらない人です。
人は現状に満足できずに、さらなる幸せと豊かさを求めます。
人の欲求は無限なのです。
すべては心のあり方(心構え)が豊かさと幸せを決めています。
自分勝手な思い込みや、自尊心と欲が不幸だと判断しているのです。
この世には『完全な幸せ』など存在しません。
という事は当然ながら『不幸もない』という事なのです。
ある意味この地上には「幸福」も「不幸」もないのです。
人はギフトという宝物を携えて生まれて来ています。
それが各々の個性、気質、性格という
素晴らしい宝物の特性を発揮して苦難を乗り越えて生きています。
すべての苦難と感動の経験は、財産(糧)となっているのです。